ベビーリーフたち

わずか数週間ほどの間に木々は芽吹きの時を迎え、見上げるとイチョウには小さなべピーリーフがひらひらと母木にしがみつくように芽吹いている。 一人前の顔をしてる小さい小さいど銀杏の葉。 ケヤキは柔らかな薄い黄緑色の葉を風に泳がせている。世の中は暗いニュースばかりなのに、爽やかな季節の真っ只中で生きている。 
この頃、昔のことがとっても懐かしく思い出されるんです。「ふきのとう」を見かければ子供の頃の記憶がそのままリアルに蘇ってくる。あの畑のあぜに沢山生えていたとか。今でもクリアーなふきのとうマップが出力できそうなくらい。山ウドを見かければ、あぁ〜懐かしい。そういえば家庭訪問の茶請けに出してたから今頃たなっ・・・・とか。 食材と季節、そして印象的な思い出、そのすべてがリンクすると映像付き記憶として海馬に焼き付けられるらしい。ベビーリーフをみただけで壮大なドラマの中に引き戻されるってどうなんでしょ。 幸せなのか単に暇なのか・・・微妙なところです。