食の安全

大量に実家から貰ってきたモロッコマメ。ストックしていると色が段々悪くなりやがては廃棄処分。 食べきれず廃棄への経過をたどっていく多量の安全な食材。冷蔵庫を開けてはもったいないなぁ〜・・。 下茹して冷凍庫に入れることにしたのですがこの量です。すでに冷凍庫の中はブロッコリーやら黒豆に占領されていて。 そんなことを眺めては食の安全などなど色々感じるのです。

「食育」を見直そうという取り組みが国をあげて行われているというのに食育の前に「食の安全」その安全安心の根底が崩れていく事件が続発しています。 厳密な自給自足生活者でない限り輸入食材に頼る日本で暮しているのであればどんな形であったにしても疑ってしまうような食材を口に入れていることになるのです。私には関係ないのではなく誰にでも関係のあることなんですょね。 この背景には経済が関与していることは言うまでもなく、消費者も生産者側に歩みより、多少売価が高くても信頼できるところから買うようにすることが第一歩ではないかしら。

この大量の食材を眺めつつ・・実家で食べきれない食材を誰かに販売するのは可能なのかしら?って考えてみたんです。販売するからには収穫から集金までの一連の経済活動があるわけで、その対価によって生計を立てるわけでしょ・・。ビジネススタイルをイメージしてみても・・「安全な食材を販売する」このコンセプトは良くても・・高齢者農家が安定して食べていくには課題がありすぎて難しい。 それにしてももったいないなぁ〜って思うんです。 農家で作った食べきれない食材・・どうなると思います? ほとんどの人は知らないんじゃないかなっ・・・・。 
消費者も安心して口することができる食材はどんな作り方が望ましいのか考えてみる時期に来たのではないかしら? そして、その安全で安心できる食材が出回ったなら、野菜や果樹がどんな形状になるのかを認識しておく必要があるのではないかしら・・・