今日から10月です。

早いものですね。9月っていつ?・・・私にとっての9月は疾風のように過ぎ去ったような感じがしています。
みなさんお変わりございませんか?
充実した夏をお過ごしになったことと思います。もし・・よろしかったらコメントに近況などご入力いただければ大変うれしく思いますので、「ひとこと」宜しくお願いいたします。

*・・・・秋の草花について。
秋の草花といえば コスモス。 ワレモコウや紫式部なども有名ですょね。秋の草花には春夏にない楚々とした趣のあるものが多いのが特徴です。風にたなびく姿はそこはかとない儚さ、哀愁を感じさせます。落ち葉ひとつにしても紅葉の色づきかたが異なります。どんぐりを拾い集めたり、虫食いの穴から景色を覗いてみたり・・・。ガマの大きな穂はフランクフルトのように見え、素手で握るとぐにゃり芯から分離して綿状になるのも面白くてついつい・・・手を伸ばしてみたくなります。湿地の中に生えているガマで遊ぶのはなかなかできませんが・・・秋ならではの遊びのひとつです。とはいえ・・そんな遊びをする人も今はいないでしょうけど。
それから・・野葡萄。野葡萄を見つけるとなるべく蔓を長いまま飾ると美しいのです。形のいい葉と葡萄独特の渋みのある濃紫色が、壁にも花瓶にも映えるのです。背の高い器から垂れ下がるように飾ってもいいし。籠の淵に木の実と一緒に飾っても美しい。さまざまな草花が日本の自然美を輝かせてくれます。 
東京ではなかなか秋を満喫といっても、秋を探すことから始めるような感じがします。でも、ちょっとした興味と観察力があれば秋はみつけられます。 街路樹の葉の変化や桜並木の葉の色・・・いろいろなところで見つけることができる秋です。私たちをとりまく草花とともに、素晴らしいこの季節を楽しんでいただきたいと思います。