ゼクシー誌 ブーケの撮影

ブーケ・・・・ゼクシー誌。今日はゼクシー誌の編集記事で紹介されるブーケの撮影がありました。弊社にもお声がかかり 三点ほど製作させていただきました。 特集記事で発売前なのでどんなブーケを製作したかについてはあまり触れることはできませんが 私が作ったのはホワイト・ピンク・レットこの3色のテーマカラーに合わせて製作させていただきました。

昔・・って言うと本当にオバサンになった気がするんですが・・独立してこの仕事を始める前のことですが TBSフローリストというところで働いていたんです。 TBSフローリストというのはテレビ局内の番組の花を一手に扱うフローリストだったのですが、そこで下積みをさせていただいた時代の話を少し。
今思えば楽しかったですょ 当時は辛いと思ったんですが・・・。OLからフローリストに転身するなんて 私のような中途半端な輩がですから・・生易しいものではなかったんですょ・・ 今思い出しても涙が〜。 男性社会の職場ですからね、チーフに「お前トレイで泣いてこい!」とか・・言われちゃって。 アハッ・・・今は感謝していますょ・・あの粋な先輩たちを。
そのTBSフローリストにはニュース番組だけでなくドラマや対談番組など花を使うシーンには必ずお呼びがかかるんです。 当時のスキルとしては フラワーデザインの講師資格といけばなの師範資格。これだけでしたがそれでも・・チャンスは与えられたンです。 まず一番最初に活けさせてもらえたのは ニュース番組の司会者の前に飾る小さいアレンジメント。次に歌番組の背景の花の手直し・・ この手直しが大変なんです・・。 少しづつ任せてもらえるものもあったりして・・ブラウン管を通して全国に私の活けた花が写ってるって思うだけで嬉々としたものでした。

今回のような撮影は年に何回かありますが、一番気にするのはアングル。テレビに映る時の話を散々先輩に指導していただいたおかげです。というのも 社長の坂本はTBS緑山スタジオの花を一手に引き受けていたFデザイナーでしたから、研修と称して休暇を返上して坂本の仕事を見学に行っていたんです。 若かったから出来たことですね〜。 カメラを通した視線のあり方について考えられるようになったのもこの坂本の指導あってのことですから感謝感謝です。
今回撮影したブーケの掲載はゼクシー9月23日発売号です♪ 楽しみにしていてください!