布教活動

このところ玄関のチャイムが鳴ることが増えた。暑い中、数人ずつの集団に別れて各戸を回るらしい。頭が下がる思いがする。布教活動に賛成も反対もない。興味がなければ断ればよいのだ。
こんな時間だから宅配かセールスだろう・・と。モニター越しに映ったその女性は言った。「お宅様のラズベリーは見事ですね。沢山実っていて・・あまり見かけませんょね・・」一連の布教の挨拶のほかにガーデニングを話題についていくつかの会話を交わした。個人差は当然あるだろうが、小さな植物の話しでこれだけ会話が続くというのは珍しいが素敵なことだと思った。雑談のように・・・なんか不思議な感じ。でも、もし仮に彼女の目的が布教活動でなくて、素直な気持ちで感想を伝えるためにチャイムを鳴らしてくれたなら、これだけ話せるだろうか・・・ ぴんぽ〜ん「お宅の・・・・は見事ですね」目的がはっきりしていてくれたほうが話しやすいのかもしれない。

ありがたい・・・。日々すれ違う人たちから色々なことを学ばせていただいている。失敗して穴があったら入りたい・・・そんなことも時々あるけれどそれもいいじゃない。楽しいことのひとつょ。 なんにも傷のないつるつるピカピカの毎日より穴ぼこだらけの喜怒哀楽満載の毎日のほうが、思い出が多くて楽しいはず♪